『中期経営计画2027 ~Trailblaze Together~』の発表について
2025年4月10日
旭化成株式会社
旭化成グループでは、当社が長期的に目指す姿と、それに基づく3カ年の方向性を示す『中期経営计画2027 ~Trailblaze Together~』(以下「新中期経営计画」)を策定しましたのでお知らせします。
1. 前中期経営计画の総括
2022~2024年度までの『中期経営计画 2024 ~Be a Trailblazer~』(前中期経営计画)では、「スピード」「アセットライト」「高付加価値」の3つを強く意識しながら、成長投資と構造転換の両輪による事業ポートフォリオ変革を進めました。「次の成長を牽引する10のGrowth Gears」と定めた成長牽引事業において、スウェーデンの製薬企業Calliditas社の買収や車載リチウムイオン電池用セパレータへの投資など、累计约7,000亿円の投资决定を行いました。
一方、構造転換については、血液浄化事業の譲渡など合計売上高800億円以上の事業を対象に意思決定を行いました。石油化学チェーン関連事業では、アクリロニトリル事業等を運営するタイのPTT Asahi Chemical Co., Ltd.の事業撤退の決定や、中長期視点で西日本におけるエチレン製造設備のグリーン化ならびに将来の能力削減も含めた生産体制最適化の検討を開始しました。
今后はこれらの投资成果の创出と、构造転换や生产性向上の成果を结実させ、利益成长と资本効率の改善を目指します。
2. 旭化成が目指す姿
当社グループは、さまざまな分野の社会课题に正面から対峙し、持続的にイノベーティブな製品?サービス?ビジネスモデルを创出することで、「持続可能な社会への贡献」と「持続的な公司価値向上」の2つのサステナビリティの好循环を目指します。
2030年度には営业利益3,800亿円、搁翱滨颁8%以上、搁翱贰12%以上の达成を目指します。
3. 新中期経営计画の概要
新中期経営计画では、2027年度に営业利益2,700亿円、搁翱滨颁6%、搁翱贰9%の実现を目指します。
2030年の目指す姿に向けて「重点成长」「戦略的育成」分野への投资を継続し利益成长を実现させるとともに、「収益改善?事业モデル転换」分野にあたるケミカル事业の改革を进めます。
2025~2027年度の3年間において、前中期経営计画期間とほぼ同額の1兆円(うち拡大関连投资として约6,700亿円)の投资决定を見込んでいます。ヘルスケア领域はこれまで同様M&Aを中心に拡大を図るともに、住宅领域においても成長に向けた投資を国内外で検討します。マテリアル领域は、交換膜や水素関連、電子材料など対象を厳選して投資を行う一方、3年間でマテリアル领域全体の売上高の約20%に相当する構造転換を進めます。
経営基盘の継続强化として、さらなる无形资产の活用に取り组み、各事业が経営基盘を相互に共有し、柔软に活用することにより持続的な公司価値向上を目指します。
また、株主还元については、DOE3%を目安に中长期的な累进配当を重视し、还元水準の継続的向上を図ります。
当社グループは、新しい道を开拓するという「罢谤补颈濒产濒补锄别」の精神のもと、グループ全体が1つのチームとして力を结集するだけでなく、顾客や同业他社、投资家など様々なステークホルダーと一绪になって新しい価値の提供を目指します。
予想?见通しに関する注意事项
当リリースに记载されている予想?见通しは种々の前提に基づくものであり将来の计画数値や施策の実现を确约したり、保証したりするものではありません。
以上